食べ物・食事
いくら半身浴や靴下の重ね履きをやっても、毎日の食事で健康に悪い物を食べていては元も子もありません。
いきなり全てを変えるのは無理なので、3食の中で少しずつでも構いませんので、見直していきましょう。
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体を温める食材を摂る
食材には、体を温めるものと体を冷やすものがあります。
簡単に分けると、根菜類や海藻類など、地面の中、海の中に生えるものは体を温める食材です。それ以外の野菜、肉、魚、果物などは体を冷やす食材です。
それから、寒冷地や冬採れる食材は体を温める食材で、熱帯地方や夏採れる食材は体を冷やす食材が多いでしょう。
体を冷やす食材を食べると、血管が縮こまり、血の巡りが悪くなります。その結果、内臓、消化器の働きが悪くなり、たくさん食べないと満たされなくなっていきます。
温める食材と冷やす食材の摂取割合
温める食材だけ食べていればいいかというとそうでもなく、割合としては5%ほどは冷やす食材を摂るのがいいでしょう。
しかし、割合だけ守って、たくさん食べ過ぎていては、肥満となるだけでなく、動脈硬化など、血管の問題、更には内臓の問題に発展していきます。
ですので、腹八分、できれば腹七分というのが大切になってくるのです。
腹八分目のやり方
腹八分目といってもどのくらいの量かよくわからないですよね。よく言われるのが、もう少し食べたいなと思うくらいがちょうどいいと言われています。
確かにそうかもしれませんが、これだともうちょっと食べたかったなというストレスが溜まってしまいそうです。
ですので、満足するけど腹八分目に抑える方法の紹介です。
それは、よく噛むことです。そうすると、少ない量でも満足できます。
それに噛むことは脳の刺激にもつながりますし、唾液が出ることで消化器の負担が軽減されます。さらに、顎や歯の健康にもつながります。良いことばかりですので、よく噛む習慣を是非身につけましょう。
腹八分目を実行できれば、下手なダイエット方法よりもダイエット効果が期待できます。
小分けにして回数を増やす
1回の食事量を減らして回数を増やすのはどうかというと、あまりおすすめできません。
というのも、食べた後3時間くらいは消化器が動いている状況なので、3時間後にまた食べたら消化器が休む暇がありません。
消化器を休ませる時間を作るためにも、小分けにして回数を増やすのはやめましょう。
甘いもの、酒、タバコは大丈夫?
砂糖が入ったお菓子、美味しいですよね。お酒も家族や友人と楽しく飲むと美味しいですね。タバコもちょっと一息つきたい時には手放せないですね。
でも、冷えとりにはどれもよくありません。急には無理でもストレスがかからない程度に徐々に減らしていきましょう。
冷えとりの成果か、自然とそういったものを受け付けなくなったという方もいらっしゃいます。
温める食材と冷やす食材
温める食材 |
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・精製しないもの(玄米、天然塩など) ・海藻類(ワカメ、昆布、海苔など) ・根菜類、芋類(大根、人参、サツマイモなど) ・加熱した野菜 ・豆類、大豆製品(大豆、小豆、豆腐など) ・発酵食品(醤油、味噌、ヨーグルトなど) ・ごま、干物、つけもの、お茶、はちみつ |
冷やす食材 |
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・精製したもの(白米、白砂糖など) ・動物性脂肪(肉、魚など) ・生野菜、果物 ・人工甘味料、化学調味料、食品添加物 ・乳製品(牛乳、バター、アイスなど) ・お菓子、コーヒー ・医薬品、酒、タバコ |